手作りドッグフードって災害時はどうなんだろう?冷凍タイプだといざという時に持ち出せないよね…
そうなんですよね…。手作りドッグフードのネックは「基本的に冷凍保存が必要」なこと。
常温で保存できる手作りドッグフード3選
まずは、常温で保存できる手作りドッグフードの具体的な商品をピックアップ!
それぞれ特徴があるので、愛犬に合いそうなもの・喜んで食べてくれそうなものを探してみてくださいね♪
どれも初回限定割引があるので、お試しもしやすいですよ。
①待望の新作!|PETOKOTO FOODS 非常食
ペトことフーズの非常食は、通常の定期便で購入できる冷凍タイプとまったく同じ原料で作られています。
レトルト殺菌することで2年間保存が可能、原料は国産にこだわっており、保存料などの添加物は含まれていません。
味はチキンのみですが、ビーフ・ポークも順次販売できるように調整中とのことなので、今後に期待ですね!
味 | チキン |
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容量 | 150g × 6袋=900g(3kgの成犬で7日分、10kgの成犬で3日分) |
保存期間 | 製造日から常温で2年 |
価格 | 3,780円(税込)+送料385円(定期契約者は10%OFF) |
発送方法 | ネコポスで発送 |
生産国 | 日本 |
原材料 | 国産鶏肉、国産さつまいも、国産にんじん、国産卵、国産小松菜、国産すりごま、国産亜麻仁オイル、国産フィッシュオイル、ミネラル類(カルシウム、リン、ナトリウム、マグネシウム、カリウム、鉄、亜鉛、銅、ヨウ素、セレン、コリン)、ビタミン類(B1、B2、B12、C、D、E、葉酸、パントテン酸) |
>>※2022年3月9日より正式販売。非常食の購入ページはこちら
②ドライフードの付け合わせに|ミーアンドマミー
ミーアンドマミーは、水分たっぷりのスープごはん♪
一般食なのでこれだけで栄養が満たせるわけではありませんが、ドライフードの付け合わせには最適です。
カロリー・脂質がかなり低いので、あまり給与量を意識しなくても、食事の栄養バランスが乱れにくいのが嬉しいですね。
定期便の頻度は電話やメールで簡単に変更できますし、1回だけ受け取って休止してもOKです。
味 | 豚肉小松菜と人参、鯛キャベツとかぼちゃ、鶏肉ほうれん草と赤ピーマン、鶏胸肉ブロッコリーと人参、ブリトマトとじゃがいも |
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容量 | 150g × 5袋=750g |
保存期間 | 製造日から常温で1年 |
価格 | 3,388円(税込) |
発送方法 | ゆうパケットで発送 |
生産国 | 日本 |
原材料 | 鶏胸肉ブロッコリーと人参(鶏胸肉、ニンジン、シジミだし汁、ブロッコリー、大根、お米) |
③療法食を食べている愛犬に|キドニーレシピ
キドニーレシピは、腎臓に負担をかける「リン・カリウム・ナトリウム」の含有量を抑えたフードです。
健康なわんちゃんはもちろん、腎臓が悪くて普段は療法食を食べているわんちゃんにも、安心して与えやすいのが特徴。
災害時は普段と違う環境で食欲が落ちる犬も多いので、腎臓に配慮したフードがあるのはすごく助かりますね!
キドニーレシピは栄養バランスと美味しさの両立ができていて、美味しさを追求した4つのレシピが人気の秘密ですよ♪
味 |
鶏の豆乳スープ、鮭雑炊、ぶり大根、いわし雑炊 |
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容量 | 約150g × 4袋=600g |
保存期間 | 製造日から常温で1年 |
価格 | 2,480円(税込) |
発送方法 | ゆうパケットで発送 |
生産国 | 日本 |
原材料 | 鶏の豆乳スープ(鶏もも肉(皮なし)、ブロッコリー、ミニトマト、かぶ、じゃがいも、豆乳、オリーブ油) |
災害時用のフード・飲料を備えている人は約8割
東日本大震災から今年で10年がたちましたが、今後も同じような地震が起こる可能性はゼロではありません。
近年は豪雨災害も頻発しており、日本各所で土砂崩れや川の氾濫、床下浸水やひどい雨漏りなどの被害も出ていますよね。
そんな中、愛犬と暮らす飼い主さんとしては「非常時でも普段通りごはんを食べてくれるか」不安に感じるのは当然。
いざという時に慌てなくて済むよう、普段から防災対策について考えておくことが大切です。
なお、ペットのための防災対策に関する調査によると、災害時用のフードを備えている人は約8割とのこと。
災害発生時にはどうしてもペットの支援は後回しになりがちで、地域や国からの援助を受けられるまで時間がかかります。
愛犬が少しでもストレスなく生活できるように、飼い主さん自身でしっかり備えておかなければいけないのですね。
非常食はできれば1週間分を用意する
大災害が発生した際、人命救助のリミットである72時間(3日間)は、生存者の救助が優先されます。
そのため、物資が被災地に届き配給が本格化するのは4日目から。ペットに関わる配給は1週間以上かかることもあります。
フードはペットに取っ手の生命線になるので、非常食を用意する時は、1週間分くらいの量を想定しておきましょう。
備えてはいたけれど…
災害時用のフードは数年前に買ってあるけど…
そのフード、賞味期限は大丈夫でしょうか?
大半の人が備蓄ドッグフードの賞味期限を切らしている
非常食として用意しているドッグフードは「気が付いたら消費期限が過ぎていた」となりがち。
普段のフードとは別の場所に保管している方が多いので、なかなか賞味期限をチェックする機会がないんですよね。
独立行政法人 国民生活センターの調査によると、6割以上の人で備蓄食品の賞味期限が切れた経験があったそう。
人間用の備蓄食品ですら管理が難しいのに、愛犬用のごはんともなると大変ですよね。
生活にローリングストック法を取り入れよう
無理なく賞味期限を切らさないためには、どうすればいいんだろう?
そこでおすすめなのが「ローリングストック法」です。
ローリングストック法は、備蓄フードを日々の暮らしのサイクルに入れることで、簡単に備えることが可能というもの。
製造日の古いものから使い、使った分は新しく買い足して、常に一定量の備えがある状態にしておくのです。
備蓄を長期間置いておくのではなく、循環させるイメージですね。
参照:SENBOKU HOME|非常食の賞味期限を切らせないワザ
なお、デリケートなわんちゃんは初めてのご飯に警戒して食べてくれないこともあります。
非常食用のフードは、アウトドアなどのお出かけや、ペットホテルに預ける際の食事として食べ慣れておくことも大切。
いざというときも安心して「普段の食事」ができるように、普段から試食して舌を慣らしておきましょう。
ローリングストック法で重要なのは備蓄の「見える化」です。収納するときは、取り出しやすいケースや箱に入れて、見てわかるようにしてくださいね♪
常温の手作りドッグフードを上手に活用しよう
ただでさえ普段と違う環境の中、苦手なフードを食べなければいけないのはストレスです。
いつも手作りドッグフードを食べているわんちゃんは美味しい味に慣れていて、カリカリを食べてくれないことも…。
災害時でも愛犬が美味しくごはんを食べられるようにするためには、日頃からの備えがとても大切です。
最近は常温で保存できる手作りドッグフードも販売されているので、ぜひ良さそうなものをチェックしてみてくださいね。
普段から試食して、好みの味を見つけるなど楽しみながら「ローリングストック法」を実践してみましょう。
いつ起こるか分からない災害時に慌てないためにも、今行動することが大切です。
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災害時は常温タイプの手作りドッグフードが便利
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日常の中に食料備蓄を取り込む「ローリングストック法」がおすすめ
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普段から試食して、愛犬の好みの味を見つけておき、楽しみながら実践してみて