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シニア犬に手作りご飯を与えてもいい?メリット・デメリットやおすすめ食材

フレンチブルドッグ

老犬・シニア犬にも手作りご飯をあげていいのかな?

さちかわ

もちろん!むしろ手作りご飯は老犬にとってメリットが大きい食事なんですよ♪

ここでは、老犬・シニア犬に手作りご飯をあげるメリットと注意点について解説します。

おすすめの食材も紹介しているので、手作りご飯に興味がある人はチェックしてみてくださいね。

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シニア犬に手作りご飯を与えるメリット4つ

走る犬

シニア犬と呼ばれる年頃になると、体に様々な変化が訪れます。

味覚が変わり、今までのドッグフードを受け付けなくなったり、日によって食べ物の好みが変わったりすることもあります。

まずは、シニア犬に手作りご飯を与えるメリットについて紹介します。

①:良質な栄養分を摂取できる

手作りご飯は、材料を自分で選別できるというのが大きなメリットです。

市販のフードは自分の目で原材料を確かめることができないので、場合によっては栄養分が不足したり、良質な栄養が摂取できない可能性があります。

その点、手作りご飯であれば原産地や鮮度を個別にチェックし、なんとなく不安があるものは避けることができます。

②:自然な水分補給ができる

ほとんどのシニア犬は、体が常に脱水状態になっています。

シニア犬は食事の量が落ちている上に水をあまり飲まず、体の保水力も衰える傾向にあります。

使用する食材や調理法を工夫して手作りすることで、水分量を多めに調整できるので、脱水症を簡単に予防できます。

③:食べやすさ・嗜好性アップが期待できる

シニア犬が食べやすいように工夫ができる、というのもメリットのひとつです。

味覚が変化し、食欲も落ち込めば、従来のドッグフードには興味を示さなくなります。

手作りご飯をつくるときには、味付けや香りを変えて何が食欲をそそるのかを確認しましょう。

シニア犬は咀嚼する力が落ちているので、それを踏まえて食材の大きさや柔らかさを調整すれば飲み込みやすくなりますよ。

④:規則正しい生活につながる

手作りご飯には、規則正しい食事ができるようになるというメリットもあります。

シニア犬は、食事の量と回数が減り、消化能力が衰え食欲が上がらないことも多いです。

ただ、食欲がないからといって、食事の回数を減らせば、ますます消化能力は衰えることに点。

腸は、栄養を吸収するための器官というだけではなく、自律神経のバランスを整えるという重要な役割も持っています。

腸が衰えることで自律神経が乱れてしまうと、夜しっかりと眠れなくなったり、常にけだるさを感じたりするので、手作りご飯で腸の健康を守ってあげましょう。

シニア犬に手作りご飯を与えるデメリット

手作りご飯は、シニア犬に栄養バランスのとれた食事を与えることができます。

ですが、栄養やシニア犬の体についての知識を持たないまま、適当に作ってしまうと、必要な栄養価が不足することも。

また、手作りご飯は市販のフードよりも、手間・時間・お金がかかるので、その点もデメリットですね。

ずっと同じ手作りご飯だと犬も飽きてしまうので、食欲をそそるように味や香りを工夫する必要があります。

シニア犬に手作りご飯を与える時の注意点2つ

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老犬・シニア犬に手作りご飯をあげる時は、以下の2点に注意しましょう。

①:太らせないように量・内容を調整する

シニア犬に与える手作りご飯で注意するべき点は、カロリーと脂肪の過剰摂取です。

元気がないことを心配して、豪勢なご飯にすると、カロリーや脂肪の摂取量が多くなり、肥満になってしまいます。

シニア犬は代謝が落ちている上に、運動量が減少しているので、それを前提として、量は控えめにしておくべき。

ただし、量を減らしすぎると、今度は生命活動に必要なエネルギーが足りなくなるので注意が必要です。

②:誤嚥には十分に注意すること

どれだけ噛みやすく、飲み込みやすい形状にしても、誤嚥が起きるリスクはなくせません。

喉に手作りご飯が詰まれば、窒息をして呼吸困難に陥る可能性があります。

また、ご飯が肺に入れば誤嚥性肺炎を引き起こす可能性もありますし、十分な注意が必要です。

療法食を食べている犬にも手作りご飯をあげて良い?

処方食・療法食は、病気になった犬のために栄養バランスや食感など調整しています。

シニア犬のために手作りご飯を与えると、処方食で量を減らした栄養を摂取する恐れがあります。

また、手作りご飯を食べることで、満腹になり処方食を食べなければ食事療法にとっては害になります。

手作りご飯を与えたいときには、事前に処方食を出してくれた獣医師に相談をしておくべきです。

シニア犬に与えてはいけない食材

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シニア犬のために手作りご飯をつくるならば、食材には十分に気をつけるべきです。

シニア犬に限らず、犬全般が食べてはいけない食材はもちろん除外しましょう。

ニラ・タマネギ・にんにくなどのネギ類

ニラ・玉ねぎ・にんにくは、最も避けるべき食材です。

ネギ類に含まれる硫化アリル・アリルプロピルジスルフィドは、赤血球を壊して溶血性貧血を引き起こします。

重度の溶血性貧血は命を落とすこともあるので、ネギ類は絶対に与えないようにしましょう。

ナッツ類

咀嚼力が弱いシニア犬には、ナッツ類を与えるのは避けたほうが良いでしょう。

ナッツ類は、粒が小さいために噛み砕くことが難しく、丸呑みして喉につまらせることがよくあります。

人間には大した大きさに感じないかもしれませんが、犬の気道は狭いので甘い考えで与えてはいけません。

肉や魚も油断できない

貴重なタンパク源になる肉や魚も、シニア犬にとっては時として危険なものになります。

筋が入った硬い肉、大きな骨を含んだ魚だと、そのまま飲み込んで喉に詰まったり、骨が刺さったりしてしまうかもしれません。

肉であれば筋を取り除き細かく刻んだり、柔らかく煮込んだりしましょう。

魚は骨を取り除き、すりつぶすなどの工夫をするといいですね。

シニア犬におすすめの食材

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食欲が低下したシニア犬には、嗜好性が高く、かつ抗酸化作用のある食材がおすすめです。

ここでは、普段の食事のトッピングとしてはもちろん、手作りご飯に活用できる食材を紹介します。

どれも気軽に取り入れられるものばかりなので、ぜひできるものから試してみましょう♪

キャベツ

キャベツは食物酵素が豊富に含まれており、抗酸化作用も高い食材です。

加熱するとビタミンCや酵素が壊れてしまうので、ゆでる際はサッと軽めを意識して。

生のまま与える時は消化しやすいよう、細かくみじん切りにしてくださいね。

ささみ・鶏胸肉

シニア犬は運動量が減っているので、体の筋肉量も落ちています。

筋肉量が減ると体力も低下してしまい、常にけだるいような調子で寝てばかり。

ささみや胸肉には良質なタンパク質が含まれており、筋肉の維持をサポートしてくれます。

お腹にも優しいので、おやつ代わりにあげてもいいですよ♪

アスパラガス

アスパラガスには、血流改善や疲労回復に役立つアスパラギン酸が含まれています。

生だと固くて食べづらいので、与える時は柔らかくなるまで茹で、小さくカットすること。

アスパラに含まれるビタミンは加熱しても壊れづらいので、ビタミン補給に便利です。

青魚

魚には、脳の働きを活性化させるDHAやEPAが豊富に含まれています。

歳を取っても元気な体を維持できるよう、普段から抗酸化作用のある食材を摂取しましょう。

シニア犬に与える際は、塩分が高い煮干しや干物などの加工物は避けてくださいね。

マヌカハニー

マヌカハニーは高い抗菌活性力を持っており、栄養価も高い食材です。

甘くて犬の嗜好性も高いので、食欲の落ちたシニア犬にはぴったりのアイテムといえるでしょう。

与える際は少量をフードに垂らしたり、お湯で薄めて全体にかけてあげるのが◎です。

癖にならないように、毎食ではなく、たまにあげる程度にしてくださいね。

まとめ

人間と同じように、犬もシニアになると色々な問題が出てきます。

愛犬のライフステージを正確に理解し、最適な栄養素や食材を知ることで、今よりもっと充実した食生活を送らせてあげることができるはず。

飼い主さん自身が楽しみながら手作りご飯を作れば、きっとその気持ちは愛犬にも伝わりますよ。

ぜひこの機会に、手作りご飯の有用性について考えてみて、できることから始めてみてはいかがでしょうか?

手作りごはんで愛犬をもっと幸せに

\ 主食にもトッピングにも /

この記事を書いた人

犬の管理栄養士、動物医療技術師、トリマー。本当におすすめできる手作りドッグフードの情報を発信中♪

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