犬がご飯を食べた後に顔をこすり付けるのって、どんな意味があるのかな?
それには大きく2つの理由があるよ!
この記事では、犬がご飯の後で顔をこすり付ける理由と食後にぜひやってほしいケアを紹介します。
よく愛犬が顔を擦り付けているところを見る…という方は、ぜひチェックしてみてください♪
犬がご飯の後に顔をこすり付ける理由
犬がご飯の後で顔をどこかにこすり付けるのは、主に以下2つが理由です。
- 満足している・気持ちが高まっている
- 汚れた口を拭いている
それぞれ解説するね!
満足・高まっている
心の底から満足している時、犬はどこかに顔をこすりつける行動をします。
食後に顔をこすり付けるということは、そのご飯に心から満足して、満たされている状態ということ。
他には仰向けになって寝転がり、体をくねらせるなど、犬によって様々な表現方法があります。
汚れた口を拭いている
食事で汚れた口元を、床にこすり付けることで拭いているのかもしれません。
この行動は顎下や口周りの毛が長い犬種によく見られ、体のサイズによる違いはないのが特徴です。
ウェットフードを食べたり、水を飲んだ後で顔をこするような仕草がみられたら、単に口を拭いている可能性があります。
食後は口周りを拭いてあげよう
顎下や口周りの毛が長い犬種の場合、できれば食後は口周りを拭いてあげるのがベスト。
特に食べるのが下手な犬だと、自力では口周りの汚れを取ることができず、よだれやけになってしまうこともあります。
よだれやけは主にフードの油分によって起こるもので、あまりひどくなると口周りの毛から悪臭がすることも…。
食べかすを床やそこらで拭かれると掃除も大変ですし、できれば口周りはこまめに拭いてあげましょう。
犬の口を拭く時に便利なもの
- コーム
- 犬用ウェットティッシュ
愛犬の口を拭く時は、犬用のクリーナーを使うと楽ちんです。
汚れが毛に絡まって取れない時は、コームを使って優しく解きほぐしましょう。
クリーナーは必ず口周りに使えるタイプを選び、犬に刺激を与えないようにしてくださいね。
犬の口の拭き方手順
犬の口周りを拭く時は、以下の手順で行います。
特別難しいことはないので、実際にやってみてやりやすい方法を見つけてみてくださいね。
- 鼻側から口角に向かって拭く
- 固まった汚れを抑えてふやかす(コームで取っても可)
- 口の上部分は口角から鼻に向かって拭く
左右一度にやろうとするのではなく、片側ずつ丁寧に拭き取ることが大切です。
あまりゴシゴシこすったり、口周りの毛を強く持ったりすると犬が嫌がって暴れるので、扱いはソフトに行うこと。
短い間であれば顎下の毛を下側に軽く引っ張るイメージで固定すると、大人しくなってくれますよ!
お口周りは常に清潔をキープしよう
犬が食後に顔をこすり付ける理由は、満足のサインか口周りの汚れを拭き取っているかの2択です。
犬によっては、両方の理由で顔をこすっている可能性もあるので、よくよく様子をみて判断しましょう。
毎食後に顔をこすり付けているようであれば、飼い主さんがこまめに口周りをチェックして拭いてあげるといいかも。
犬の口を拭く時はスピーディーに、かつ落ち着いた動きを意識して、犬を警戒させないようにしてくださいね。