犬の手作りご飯にも野菜を！おすすめ野菜・調理法・食べない時の対処法

• どのくらいの大きさに切ったらいいの？
• どのくらい調理したら食べやすいんだろう？
• そもそも野菜を食べてくれるのかな？

こんな風に感じていませんか？

今回は、犬の手作りご飯に使える野菜や調理方法、野菜を食べない時の対処法を解説します。

犬の手作りご飯に使いやすい野菜

犬の手作りご飯に野菜を入れるメリット

野菜は抗酸化作用のあるものが多く、体の抵抗力をサポートしてくれます。

お腹の調子を整える食物繊維が豊富なので、こまめに摂取することで毎日の快便もキープ。

芋類やかぼちゃなど、甘味のある野菜は犬の嗜好性も高いので、食欲がない愛犬も喜んで食べてくれますよ。

おすすめの野菜調理方法

愛犬の手作りご飯に野菜を取り入れる時は、細かく刻んで煮汁も飲める煮込み料理がおすすめ！

肉や魚などの脂肪分と一緒に煮込むことで、脂溶性ビタミンの吸収を促すことができ、栄養素の損失が少なく済みます。

水溶性ビタミンは水に溶けだしやすいので、煮汁ごと毎食与えるようにすれば栄養素を逃さず摂取できますよ。

参考＞＞「初心者はここから！犬の手作りご飯を始める時の基本知識」

犬は生野菜から栄養を摂取しづらい体質

犬の腸は人間よりもだいぶ短く、かつ生野菜やフルーツの栄養を分解する酵素がありません。

そのため、食材そのものからビタミンやミネラルなどの栄養素を吸収することがほとんどできないのです。

少しでも愛犬が栄養素をたくさん摂取できるよう、飼い主さんが手を加えてあげることが大切です。

角切りや薄切りしてから茹でる＆煮汁を捨てている場合は、栄養損失が多いので注意

犬が手作りご飯の野菜だけ残す時の対処法4つ

① 甘味の多い野菜で慣れさせる

野菜、特に葉物野菜は甘みが少なく、あまり好きではないという犬も多いです。

野生下で野菜を食べる習慣はほぼ犬にはないので、遺伝子的にも美味しく感じられないのかも。

手作りご飯に慣れるまでは、甘みの多い芋やかぼちゃ、ブロッコリーなど食べやすいものを使いましょう。

② 他の食材と混ぜて与える

盛り付けが綺麗すぎると、犬は食べたい具材だけ選んで食べてしまいます。

犬用手作りごはんというと綺麗に盛り付けられたものをよく見ますが、犬からしてみればなんでもいいです。

SNS用に写真を撮りたい時は、実際に愛犬へ与える前にある程度混ぜるようにしてくださいね。

③ 肉と一緒に調理する

肉の味が染み込んでいる野菜なら、犬も喜んで食べてくれやすいです。

フードプロセッサーで細かく刻んだ野菜をミンチ肉と混ぜて調理したり、ぐつぐつ煮込んでみましょう。

野菜を食べ慣れていない犬は、ゴロゴロしている野菜が苦手なので、できれば細かくしてください。

④ 仕上げに油をかける

犬の食欲を刺激するのは香りですが、蒸し野菜は香りが淡白なのでえり好みされやすいです。

そんな時は、食べる直前にごま油など香りの立つ油をサッとかけてあげると、食べてくれやすくなりますよ。

基本の油は亜麻仁油を使用するのがおすすめですが、手作りご飯に慣れるまではごま油が活躍します♪

＞＞手作りご飯に亜麻仁油をプラス！効果と選び方、おすすめの商品

野菜嫌いの愛犬にはパウダーやエキスを活用しよう

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デリケートなわんちゃんの場合、飼い主さんがいろいろ工夫しても野菜が食べられないことも。

でも野菜は犬にとって嬉しい栄養素も多いので、野菜が苦手なわんちゃんにも、なんとか積極的に摂取して欲しい！

愛犬の野菜嫌いが克服できない時は、犬用の発酵野菜パウダーやエキス的な商品を上手に活用しましょう。

完成した手作りご飯にサッとふりかけるだけでOK

使い方は簡単。出来上がったご飯に野菜パウダーをトッピングするだけです。

生野菜を細かく刻んだり茹でたりする手間がないので、毎日のごはん作りがかなり時短になります。

スプーンですくって混ぜるだけなので、洗い物が増えなくて助かりますよ♪

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犬の手作りご飯と野菜まとめ

愛犬の手作りご飯に野菜を取り入れることで得られるメリットは、たくさんあります。

はじめは「うちのこ、ちゃんと食べてくれるのかな？」と不安かもしれませんが、意外とパクパク食べてくれるはず。

葉物野菜は苦手…というわんちゃんの場合、特定の野菜にこだわらず、愛犬の好みに合ったものをあげましょう。

抗酸化作用のある野菜を意識して取り入れ、病気に負けない体作りをサポートしてあげてくださいね♪