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犬の食事回数はどう決める?適切な回数と変更する時のポイント

コーギー

犬の食事回数って、私たちと同じ3回なのかな?

さちかわ

いいえ。最適な食事回数は犬のライフステージによって変わるんです!

今回は、犬の年齢と食事回数の関係、適切な間隔などをご紹介します。

すでにわんちゃんと暮らしている人は知っている内容かもしれませんが、再確認にもどうぞ!

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犬の年齢によって食事回数は変わる

大型犬

犬の食事回数は、ライフステージに応じて変えてあげることが大切です。

人間と同じく、犬も年齢によって食べる量が増えたり、減ったりするので、生まれてからずっと同じ食事量・回数というわけにはいきません。

犬の負担を軽減したり、身体を作り、健康を維持するためには、食事の回数を適切なものにしていく必要があります。

子犬の食事回数

生まれて間もない子犬は、成犬ほど内臓や胃腸が発達しておらず、消化吸収が上手くできません。

そのため、一回分の量を少なくしつつ、食事の回数を増やしていくのが、子犬に食事を与える時のポイントです。

目安は、「生後3ヶ月までは3~5回」「生後3~6ヶ月は3~4回」「生後6~1年頃までは2~3回程度」です。

食事回数を減らすのは、生後6ヶ月を過ぎてからで、犬の様子を見ながら適切な食事回数を見極めていきましょう。

子犬期は、急激に成長を遂げる大事な時期なので、エネルギーが豊富で栄養のバランスがとれた食事を与えることが大切です。

成犬の食事回数

成犬の食事回数は、一昔前であれば1日1回でしたが、今は朝晩2回に分けて与える人が多いです。

人間は20年近くかけて大人になりますが、犬は生後1年で大人の犬(成犬)となります。

子犬と比べると、成犬は成長に必要なエネルギーが減って必要な摂取カロリーも少なく、一度にたくさんの量を食べることができるようになります。

そのため、成犬になっても子犬と同じ量、回数の食事を与えると、肥満になりやすいので注意が必要です。

老犬の食事回数

シニア期の初期の頃は、運動量と栄養のバランスを考えながら、1日2回で大丈夫です。

食が落ちてきたり、体力が落ちてきたら、子犬の時と同様、1日2回量を3~4回に分けて与えます。

老犬(シニア犬)と呼ばれる時期は、犬の種類や大きさによって異なりますが、一般的には、小型犬・中型犬で10歳、大型犬は7歳でシニア期に入ります。

運動量や食欲、愛犬の身体の変化など、総合的に見ながらシニア期に入ったか判断し、食事の回数や量を適切なものに変えていくことが大切です。

さちかわ

痩せすぎた老犬には、身体に負担をかけないよう、少量でしっかり栄養が取れ、消化の良いような柔らかいものを食べさせてあげましょう。

犬の食事回数を変更する際のポイント

犬に与える適切な食事量や回数は、犬種によって差があります。

食事の回数を変更する時は、愛犬の様子を見ながら切り替えることが大切です。

愛犬の身体がしっかりと育っていないならば、回数を多めにし栄養のあるものを与え、愛犬の老化を感じたら、徐々に老犬に合った食事内容や回数に切り替えていく必要があります。

身体の動き、便の状態、運動量などをチェックして、食事の回数を変更した方が良いのか考えていきましょう。

さちかわ

突然食事の回数や内容を変えると、犬も戸惑ってしまいます。約1週間~10日間かけてゆっくり変更していき、身体的・心理的負担を最小限に抑えてあげてくださいね。

犬の食事は決まった時間にあげるべき?

犬の食事に関する資格

食事を与える時間がバラバラだと、胃に負担を与えたり、犬がストレスを感じたりする可能性も高まります。

毎日の規則正しい生活は人間と同様、健康や体内リズムを整えることにも繋がるので、可能ならば決まった時間にあげた方が良いでしょう。

食事の回数によって間隔を変えよう

成犬で食事の回数が2回の場合は、朝と夜、子犬で食事の回数が4回の場合は、朝、昼前、昼すぎ、夜に与えます。

食事の間隔としては、1日2食であれば12時間、1日3食であれば8時間、1日4食であれば6時間ほど間隔をあけるのが理想的。

ただし、必ずこの間隔をあけなければいけないという決まりがあるわけではありません。

愛犬の食欲や、飼い主の生活リズムを考えながら、調整していくことが大切です。

犬が食事を食べない時はどうすればいい?

パグ

食べることは命を育むこと。

愛犬が食事を食べてくれないと心配になりますが、犬の食の好みには、個体差があるので、すべての犬が何でも食べてくれるわけではありません。

好きなものだったとしても、同じものを何ヶ月も与えると、飽きてしまって食いつきが悪くなることもあります。

食事内容をコロコロ変えると偏食癖がついてしまいますが、どうしても食事を食べない時は、いつものドッグフードを変えてみるのも一つの手です。

トッピングを加えるのも効果的

食事を食べてくれない時は、トッピングを加えるという方法もあります。

お肉や魚、野菜、チーズなどのトッピングを加えることで、味にバリエーションを持たせることができるでしょう。

このやり方は、食事の回数を減らす際、ゆっくりと新しいごはんに切り替える時にも使えます。

犬が好きなものを与えつつ、少しずつ量を変えることで、大きな環境の変化への戸惑いや不安を軽減できます。

さちかわ

犬は味よりも匂いで美味しいものと判断するので、人肌程度に温めたり、お湯でふやかしたりすると、香りが引き立ち、食いつきが良くなりますよ。

 

手作りごはんで愛犬をもっと幸せに

\ 主食にもトッピングにも /

この記事を書いた人

犬の管理栄養士、動物医療技術師、トリマー。本当におすすめできる手作りドッグフードの情報を発信中♪

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