愛犬のお腹の調子がどうも良くなくて…
その原因は、もしかすると腸の冷えにあるかもしれません。
腸が冷えると栄養を十分に取りこめなくなり、免疫力低下にもつながります。
腸内環境を整えて、病気に負けない体を維持するには腸を温める食事の継続が大切!
日頃から腸を温め、犬の免疫力を強化させましょう。
この記事では、犬の腸の冷えを改善する食事のポイントや腸を温めてくれる食べ物を紹介します。
腸の冷えについて
お腹を触ると何だか冷たい…
下痢や便秘などの症状が続いている…
こんな時は、愛犬の腸が冷え切っているのかも。
腸には免疫細胞の7割が存在しており、腸の冷えによって起こる不調は数多くあります。
腸の冷えをうまく解消することで、全身の健康から免疫力の向上につながります。
腸の冷えで起こること
- 栄養素の代謝不良
- 下痢・便秘
- 免疫力の低下
- ストレス
- 疲労感
- 全身の冷え
- がんなどの病気リスク上昇
腸が冷えると、血管や内臓の働きのバランスをとる自律神経の働きが乱れます。
自律神経の働きが乱れると腸の働きも鈍くなり、全身的なトラブルがみられるようになります。
温かい食事を積極的に与えよう
温かい食事を摂ることで、体の内側から腸の冷えを改善できます。
どんな食べ物をどのように摂取するかによって、犬の腸の状態はダイレクトに変わります。
毎日のごはんを温かいものに変更して、愛犬の腸を健康的な状態にしてあげましょう。
関連記事>>「犬のご飯は冷たいままあげないで!ベストな温度と温め方」
ドライフードよりウェットフード
ドライフードは常温で保存できる便利なフードですが、腸の冷えは改善できません。
腸の冷えを早急に改善したいと思ったら、温めたウェットフードや手作りご飯を取り入れるべき。
ウェットフードや手作りご飯は水分量が多いのでデトックス効果もありますし、何より温かい状態で出せますよね。
もしドライフードをあげたい場合は、お湯や出汁スープなどをかけてから出すことをおすすめします。
関連>>「犬の手作りご飯には出汁が大活躍!犬用出汁の作り方や保存期間」
愛犬の冷え対策に役立つ食材
犬の腸を温めるには、体を温める食べ物を意識して摂ることが大切です。
腸の働きや血流の流れをよくするものを日常生活に取り入れて、効率的に腸を温めましょう!
体を温める食べ物
- 赤身肉
- 魚
- 卵
- ニンジン
- カボチャ
- レンコン
- ゴボウ
- ジャガイモ
- 玄米
- 鮭
- 納豆
体をあたためる食べ物を見分けるには5つのポイントがあります。
(硬い、寒冷地で育つ、地中で育つ、暖色系、水分が少ない)
体を温める食べ物を見極める5つのコツ
- 硬い
- 寒冷地で育つ
- 地中で育つ
- 暖色系(オレンジや黄色)
- 水分が少ない
また、発酵食品には体の代謝を良くする酵素が含まれています。
犬に与えられる主な発酵食品は、味噌や納豆、醤油、チーズやヨーグルトなど。
納豆、チーズ、ヨーグルトは犬の食いつきもよい食べ物なので、ぜひトッピングとして活用してあげてください♪
なお、冷たいまま与えると腸が冷えてしまうので、常温に戻すか少し温めてからあげましょう。
関連>>「ドッグフードにトッピングをしてみよう!使える食材や注意点、時短アイデア」
おやつは無添加のものを選べば腸が冷えない
腸の冷えには、おやつの影響も大きく関わっています。
すべてではありませんが、市販のおやつには、ほぼ添加物や着色料が含まれています。
添加物は腸内の乳酸菌・ビフィズス菌を殺してしまうので、摂取しないにこしたことはありません。
腸の冷え対策を重要視するなら、おやつは無添加のものを選ぶと良いでしょう。
関連>>「犬にも乳酸菌を!効果とメリット、おすすめの食べ物・サプリは?」
冷え対策アイテムも合わせて活用しよう
食事に加えて、外側からも愛犬の冷え対策をしましょう。
洋服、ゆたんぽなど、色々な温かアイテムがありますが、特におすすめなのは腹巻です。
腹巻は免疫の根幹である腸をピンポイントで温めてくれますし、洋服慣れしていない犬でも受け入れやすい!
お腹の冷えはもちろん、免疫力アップにも効果的なので、ぜひ取り入れてみてくださいね。
犬の腸を温める食事まとめ
あまり知られていませんが、腸は犬の健康に大きく関わる臓器です。
愛犬の免疫力を正常に保ちたいと思うなら、まずは腸の冷えを改善する食べ物で腸内環境を整えること!
添加物の入ったおやつや常温のフードは腸に負担をかけるので、できれば無添加のものや野菜・果物などを利用して。
腹巻や洋服などのアイテムも上手に活用しながら、愛犬のお腹を常にほっこり温めておいてあげてくださいね♪