うちのこ、何故か毎回ごはんをポロポロこぼすんだよね…
犬がご飯を散らかしたりばらまいたりする理由は、犬によって違います!
この記事では、犬がご飯をこぼす主な理由9個と対処法を紹介します。
どんな理由でご飯をこぼすのか、簡単な見分け方も紹介するので、現在お悩みの方は要チェックです♪
犬がご飯をこぼす・ばらまく理由9選
犬がご飯をこぼす時は、主に以下の理由があります。
どれもよくあることなので、愛犬の理由はどれなのか、考えながら読んでみてくださいね。
- 癖
- 興奮
- 嫌いなものがある
- 粒の形状が食べにくい
- ご飯が気に入らないアピール
- 食器の作り・高さが合っていない
- 食事場所が良くない
① 癖
食べ方の癖で、ご飯をポロポロこぼしているのかも。
鼻で押し付けるようにご飯を食べる犬は、フードがお皿からこぼれ出やすい傾向があります。
ご飯をこぼそうという気はまったくないけれども、結果としてフードが端からこぼれ落ちてしまうのですね。
② 興奮している
癖に近いですが、興奮してがっつくタイプの犬はご飯をこぼしやすいです。
がっついてもこぼさないで食べられるわんこもいますが、ご飯に夢中なほど、コントロールは効かなくなります。
ヨシ!と声をかけた直後にすごい勢いで顔をつっこむ犬は、ご飯をこぼしやすいといえるでしょう。
関連>>「犬がご飯の時にくるくる回る・うれしょんする時の注意点と対処法」
③ 嫌いなものがある
ご飯の中に嫌いなものが入っているので、鼻や舌で避けているのかもしれません。
犬はけっこう器用で、フードの中に入れておいた薬だけ見事に残す…ということも普通にできます。
2種類のフードが混ざってるけど1つ気に入らない、このトッピングは好きじゃないんだよなぁ…と感じた時。
犬は食器の外にそれだけ出して、何食わぬ顔でごちそう様をする時があるのです。
④ ご飯が気に入らない
ご飯自体が気に入らない時、不満のサインとしてばらまくこともあります。
食べそうに思えるけど、よく見るとばらまいているだけだったり、前足を使って掻き出したりするのです。
ご飯が気に入らない場合、チラチラ飼い主さんを見てばらまく素振りをする犬が多いですよ。
⑤ 粒の形状がこぼしやすい
ドッグフードには様々な粒がありますが、愛犬にとって食べにくい形状のものはこぼしてしまいます。
ちなみにドッグフードの粒は「ギブル」と呼ばれており、各フードメーカーで食べやすいものを研究しています。
犬種によって食べやすい形状は違うので、愛犬が食べやすいギブルに作られたフードを探しましょう。
⑥ 食器・高さが合っていない
食器が浅かったり、食器台の高さが愛犬に合っていないと、ご飯をこぼしやすくなります。
特に食器の形状はご飯のこぼしやすさに大きく関係するので、合わないものだとポロポロこぼれてしまいます。
軽視されがちな食器関係ですが、皿の形状や角度は犬のマズルの長さによって変えたほうがいいですね。
⑦ お腹が空いてない(遊び食い)
子犬などに多い遊び食いでは、皿の外にご飯がこぼれやすくなります。
遊び食いはお腹が空いていない時によくみられる行動で、好奇心旺盛な性格の犬に多い傾向があります。
⑧ 飲み込む力が弱っている(シニア犬など)
加齢によって飲み込む力が弱っていると、口からポロポロご飯がこぼれてしまいます。
特に小型犬の場合、加齢によって舌が外に出っぱなしになってしまうことで、口が常に少し開いた状態に。
いざご飯を食べようとした時も、なかなか喉の奥までご飯を持っていけないので、結果としてこぼしてしまうのですね。
⑨ 口・歯・舌など、口の中が痛い
口の中にトラブルを抱えていると、痛みや違和感で上手にご飯を食べられなくなります。
食事中も無意識に口を庇うようになるので、ご飯をポロポロこぼしたり、食器の外にご飯を散らかしてしまいます。
3歳以上の犬の7割は歯周病予備軍といわれていることから、この原因はけっこう多いといえますね。
関連>>「抜歯後の犬のご飯はどうする?注意点と食欲がない時の対処法」
ご飯をこぼす理由の見極め方と理由ごとの対処法
犬がご飯をこぼす時は、理由に合った対処法を行うことで改善します。
- 興奮 ⇒ 興奮を抑えるしつけをする
- 食器が合わない ⇒ 別の食器に変える
- 粒の形状が食べづらい ⇒ 粒の大きさ・フード自体を変える
- フードが気に入らない ⇒ ドッグフード自体を変える
- 口腔内トラブル ⇒ 動物病院で相談する
うーん…うちのこがこぼす理由が分からないと、どの対処をすればいいかわからないよね。
そうですね。愛犬がご飯をこぼす明確な理由を知るには、行動や口腔内の状態・年齢で推測するといいですよ!
- 行動をチェックしよう
- 口腔内の状態を調べてみよう
- 年齢から推測しよう
① 行動をチェックしよう
愛犬の行動をよく観察してみると、ご飯をこぼす理由のヒントが見つかるかも。
前後の様子も参考にしつつ、一体なにが原因でご飯をこぼしているのか考えてみましょう!
例①:皿をひっくり返したり、鼻や足で皿を押す
⇒ 嫌いなものが入ってる、ご飯が嫌い、場所がイヤ、食器が浅い など
主な対処法
- ドッグフードを変える
- 食器・食べる場所を変える
関連>「食いつき抜群!動物看護師が選んだ手作りドッグフードランキング」
関連>「犬がご飯を怖がる・逃げる理由と対処法」
例②:手足でツンツンする、食が進まない
⇒遊び食い、お腹が空いていない、他に楽しそうなことがある、ご飯が嫌い など
主な対処法
- ドッグフードを変える
- ご飯の前に思いっきり遊ばせる
- おもちゃなど気が散るものは片付ける
- 15分経って食べなければ片付けるようにする
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例③:早食い、がっついて食べる、こぼしたものも綺麗に食べる
⇒癖、興奮している、他の犬に取られたくない気持ちがある、食器の形状が合わない など
主な対処法
- 興奮を抑えるしつけをする
- 同居犬とは別の場所でご飯をあげる
- 食器を別のものに変える
② 口腔内の状態を確認しよう
口の中をチェックして、赤み・腫れがみられたら、口のトラブルが原因でご飯をこぼしている可能性が高いです。
特に、ダックスフンドやイタリアングレーハウンド、パピヨンなど、マズル(口周り)が長い小型犬は歯周病リスクが高め。
これまでは平気だったのに、ある時から口を触ると嫌がるようになったなどは、口腔内トラブルが原因かもしれません。
関連>「抜歯後の犬のご飯はどうする?注意点と食欲がない時の対処法」
③ 年齢から推測しよう
歳をとってからの場合は、加齢による嚥下力(飲み込む力)の低下が原因かもしれません。
高齢になると口腔内トラブルも増えてきますし、ご飯を食べるうえで色々と不都合が出てきやすくなります。
嗅覚の低下で食欲が落ちることによる遊び食いや、味覚の変化による食べムラ・偏食癖が出るのも、シニア犬の特徴です。
犬の行動から原因・対処法を導き出そう
犬がご飯をこぼすには、それなりの理由があります。
放っておいて問題ないものもありますが、中には口腔内トラブルによる場合もあるので、愛犬の様子をよく観察して!
これから先、愛犬が少しでも長く自力でご飯を食べられるように、お口のチェックは大切です。
食器を変えたり、ドッグフードを変えるだけで解決するケースもあるので、色々と検討してみてくださいね♪
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